3of 3 YURIE SHIMOMURA BALLET RECITAL 2012
Seasons
バレエはベテランと若手が互いの良さを発揮してこそ深い味わいが出るものですが、ほとんどの作品が若手本位ですから、この篠原作品は大歓迎です。
若手の男性(荒井)もなかなかの実力で、ベテラン組に伍して若い力にも存在感がある事を証明しました。奥田妖精は容姿にも恵まれ、軽やかに飛び回って若さの美を振りまき、下村、大畠、森本のトリオも作品に華をもたらしました。ソロも受け持った下村が案外ここで控え目にみえたのは、ゲストをたてた作品だったのでしょうか?
12.8.9 青山円形劇場所見
舞踊批評家 いじち ゆうこ