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2005年スターダンサーズ・バレエ団3月公演
2005.3.12&13 ゆうぽうと簡易保険ホール
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3of 3
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STAR DANCERS BALLET
「WESTERN SYMPHONY」
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「ウェスタン・シンフォニー」
振付/ジョージ・バランシン
振付指導:メリッサ・ヘイドン
音楽/ハーシー・ケイ“ウェスタン・シンフォニー”
舞台美術/東宝舞台(株)
衣裳/ローレイン・ネイラー
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福島昌美
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新田知洋&福島昌美
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『赤い河の谷間』という昔なつかしいメロディにのせて、西部劇の設定のなか、楽しいダンスが次々と繰り広げられる。素直にいえば、米国モードのショーダンスとバレエの融合だろう。ジョージ・バランシンといっても構える必要はなく、とても楽しめるエンターテインメントだ。バランシンの出身のロシアバレエの匂いもまったくなく、メロディも西部モノにアイリッシュ音楽などをまじえた移民国米国のモード。われわれのイメージする典型的な西部のレビューで、「楽しめればそれでいいじゃん」という作品なのだ。
意外なことに、バランシン自身西部劇ファンで、ウェスタンシャツなどの格好を好んでいたらしい。レビューはパリ生まれ。さまざまなものが移民によって米国で融合して、西部のモードになった。
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糸井千加子/中里みゆき/西田里衣/吉松朱里
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西島千博&白椛祐子
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作品はショー・レビュー的な群舞を背景に4組のカップルが登場し、ソロやパドドゥを展開するが、2番目の西島千博、次の福原大介がやはりいい。西島はパワフルかつダイナミックで、本当に楽しそうに踊っている。福原は時に女性的にも思えるしなやかな動きと上品な繊細さが、こういう踊りのなかでも伝わってくる。 |
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女性たちもうまく、ショー的に自分を表現することに徹している楽しさが輝く。観客を盛り上げるためにフィナーレとしてもふさわしい。フォーサイスを目当てにくる観客には、食い足りないかもしれないが、素直にダンサーが踊る喜びを表現し、それを見て楽しむ喜びがここにはあるだろう。
2005.3.13 五反田簡易保険ホール所見
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福原大介
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福原大介&厚木 彩
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大倉現生
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平井有紀
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STAFF
指揮/田中良和
東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団
照明/足立 恒
舞台監督/森岡 肇
衣裳/衣裳工房いのや
大道具/東宝舞台(株)
総監督/小山久美
(財)スターダンサーズ・バレエ団
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