1of 2 NINOUE BALLET Sylvia
しかし国内での全幕上演の機会は決して多くなく、近年では2008年の英国バレエ団によるアシュトン版の復刻版や、2012年の新国立劇場バレエ団によるビントレー版が記憶に新しい。日本人によるプロダクションでは1956年に服部・島田バレエ団が島田 廣版を初演し、85年と88年に日本バレエ協会が「都民芸術フェスティバル」で再演している。プレトークによると、『シルヴィア』全幕の振付を行った日本人としては、石井が二人目なのだそうだ。
昨年の7月の『白鳥の湖』でオディールとオデットを務めた田中りな(20日)と源 小織(21日)がタイトルロールに配役され、牧童アミンタは荒井成也が初日を、21日はゲストの浅田良和が踊った。20日の様子を報告する。