篠原聖一バレエ・リサイタル 「アナンケ 宿命」
2018.11.11 メルパルクホール
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1of 3
Dance for Life 2018
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フロロ(副司教):山本隆之
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子供時代のカジモド:小出詩乃
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グランゴワール(画家):浅田良和
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吉田悠樹彦の
Driving into Eternity
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篠原聖一 バレエ・リサイタル Dance for Life 2018
「アナンケ 宿命〜ノートルダム・ド・パリ〜より」
ユーゴーの名作「ノートルダム・ド・パリ」に基づくバレエが上演された。映画やミュージカルなどにもなっている人気のこの作品はバレエでは早い段階からで取りあげれている。今回この作品と取り組んだのは篠原聖一だ。篠原は日本を代表するダンスール・ノーブルの一人でオリジナル作品を発表し続けている。この作品は2015年に大阪の佐々木美智子バレエ団で初演されたもので、その好評も追い風となり今回の東京再演も期待を集めた。
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カジモド:佐々木 大
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作品タイトルは“ファム・ファタル(femme fatale)”という篠原聖一が取り組んできたテーマから導かれている。≪宿命の女≫・≪魔性の女≫という意味を持つ言葉だ。そんなヒロインを描くのは日本を代表するドラマティック・バレリーナの下村由理恵だ。彼女が若き日にモスクワ国際バレエ・コンクール(1981年)に最年少で出場したときはバレエ評論家の蘆原英了と共に現地へ向かったという。やがて英国を経て今日の日本を代表する大バレリーナとなった。
篠原のルーツの篠原邦幸・沙原聖子は北海道の洋舞界の源流でもある。バレエダンサーのみならずオリガ・サファイア研究の佐藤俊子や現代舞踊の若松美黄も輩出している。バレエを極めながら、同時に自由に現代的な表現を探求していくのが彼の振付の大きな魅力だ。
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幕が開くとそこは15世紀のパリだ。ノートルダム大聖堂の前に子どもが捨てられている。彼はカジモド(小出詩乃)という名前を聖堂の副司教フロロ(山本隆之)からもらうと成長をしていく。不幸なことに醜い出で立ちだが純粋な男へと成長する。一方、同じように大聖堂の前の捨て子だった女の赤ちゃんはジプシーに拾われ、エスメラルダと名付けられ美しい踊り子になる。 |
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浅田良和&下村由理恵
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下村由理恵 浅田良和 山本隆之
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